三菱地所 社長 中島氏 対談出演

先日、ダイヤモンド・オンラインの企画『リーディングカンパニー採用解剖図鑑』にて、三菱地所株式会社 代表執行役社長の中島篤さんと対談する機会をいただきました。
中島さんとお話しして印象的だったのは、真摯に現場と向き合いながらも、極めてニュートラルかつ広い視野で三菱地所の未来を語る姿勢です。
三菱地所というと、東京の「丸の内」というイメージが強いですが、地方への事業展開、そして、日本国内に留まらずグローバルな事業展開を積極的に進める意気込みを強く感じました。最近では、イギリスの不動産ファンド運用会社Patron Capital Partnersの買収も行いました。
中島さんは1986年に三菱地所に入社後、都市開発や経営企画といった中枢部門を歴任し、米ロックフェラーグループで日本人初の社長兼CEOを務めた経験をお持ちです。この海外経験があるからこそ、視野は東京や日本にとどまらず、都市や人の営みを国際的な文脈で捉える独自の視点を築かれているのだと思います。
そういったご経歴も含めて、「誠実さとグローバルな眼差しを併せ持つリーダー」という、まさに今、三菱地所の代表というポジションに必要な方だと感じました。
今回の対談では、次のようなテーマを深掘りしました。
- 世界一のディベロッパーを目指す「3つの成長戦略」
- 三菱地所が競合他社と一線を画す“根本的な違い”
- 新卒採用で最も注目している人材像と、求められるマインドセット
- 三菱地所で働く“魅力”と“やりがい”の本質とは
過去の成功体験に甘んじることなく、自社の立ち位置を世界規模で捉え直す姿勢からは、新しいフェーズに入った企業の覚悟を感じました。
採用においても、グローバル志向の高い若手が増えている中、そうした志向を受け止められる組織であり続ける必要性を明確に語られていたのが印象的でした。
都市の未来、人の働き方、企業の在り方。
そのどれをとっても、問われるのは「どんな視座を持って、どんな仲間と挑むか」なのだと、あらためて感じる時間でした。
対談は以下からご覧いただけます。