【プロジェクト事例】自動車会社における新規モビリティサービスのシステム構想支援

こちらの記事は、私が支援をさせていただいた方が、転職後どのように働いていらっしゃるかを、実際のプロジェクトの一日を例にまとめたものです。
今回は、コンサルティングファームへ転職をされ、自動車業界の領域において活躍されている方の業務内容をインタビューしました。
実際の1日を少しでも想像いただけたら幸いです。

また以下の記事も併せてお読みいただければ、よりコンサルティングファームやコンサルタントの全体像についてご理解いただけるかもしれません。

シニアコンサルタント(30代前半)

経歴

新卒入社から約5年間、法人向けインターネットバンキングの開発および企画に携わる。ウォーターフォール型開発の全行程の実務経験があり、プロジェクトマネージャーとしては数億円規模の受注型システム開発プロジェクトを経験。現在は、サービス企画を専門として、ユーザのニーズ分析やその実現方式の検討、顧客への提案活動などを行っている。

プロジェクト背景

クライアントは、自動車を製造し販売する従来のビジネスモデルに加え、”移動”をサービスとして提供するビジネスモデルの拡大を模索していたため、それらサービスを提供するためのプラットフォームを構築するプロジェクトが発足し、システム構想段階より支援を開始した。

プロジェクト内容

クライアントのビジネス担当部署へヒアリングを実施し、システム要件をハイレベルに取りまとめた。その後、より詳細な仕様検討のためにシステム開発ベンダーが複数選定され、プロジェクトに参画した。我々コンサルタントには、ベンダーごとにタスクを割り当てて各社の成果物を取りまとめ、成果、課題および今後のスケジュールをクライアント社内の決裁権者に適切に報告することで、プロジェクトを円滑に推進することが求められた。

実際の1日の過ごし方

8:15 ログイン(在宅ワークのため、クライアントから支給されたPCを自宅で起動して始業する)

メールチェックおよび一日のタスクを整理する。

8:30 自社メンバーの朝会

前日に自身で修正した部長報告資料を自社メンバー間で共有し、リーダーのOKをもらう。

9:00 プロジェクト全体の朝会(クライアント、ベンダーの全員が参加する会議)

前日に修正した部長報告資料を共有し、 クライアントの課長のOKをもらう。 

10:00 部長報告

当月の成果および来月以降に持ち越す課題を部長に報告。ディスカッションの末、当月に一通り完了させた車載器システムの仕様調査について追加課題を受領。

11:00 アプローチの検討

自身用に書き残した部長報告会議メモをもとに、判明したすべての課題を挙げる。各課題解決に必要なタスクと期限を設定し、PowerPointスライド1枚に課題解決スケジュールとして落とし込む。当該スケジュールを自社メンバー宛に送付し、午後に自社メンバーによるレビューミーティングを設定する。

12:00 昼食

在宅ワークのため自宅で昼食。

13:00 海外ベンダーとの週次ミーティング

海外ベンダーとのリモート会議。 日本側より、1週間のプロジェクトの進捗を報告する。事前に見繕っていたプロジェクト資料を投影し簡単な英語で概況を説明する。ベンダー側からの報告を受け、残課題に対してはその場でネクスト・アクションを議論する。

開発ベンダーとの進捗と課題の確認を行う。

13:30 部長報告議事録の確認

自社メンバーが作成した議事録をレビューし、コメントを返す。また、自身が午前中に作成した課題解決スケジュールとの整合性を確認し、文言を揃えるなどの修正を入れる。

14:00 課題解決スケジュールのレビューミーティング

課題解決スケジュールを自社メンバー内でレビューする。実現性の観点で一部タスクの期限を延長して合意。 翌日のプロジェクト全体の朝会にて説明することとし、 修正したスケジュールを課長以下プロジェクトメンバー宛にメールで送付。翌日の説明を簡単にシミュレーションし、想定質問とその回答を準備する。手元のノートにそれらを書き残す。

15:00 ビジネス部署へのヒアリング

ベンダーによるビジネス部署へのヒアリングを実施するにあたりファシリテーションを担う。リモート会議では質問と回答のズレが頻発するため、その度に発言の背景や真意を確認しながら議論を進める。

17:00 ベンダー成果物のレビュー

翌日に実施するシステム構成図レビューに向けて、事前にベンダーから共有されたシステム構成図を参照し、指摘箇所を手元のノートに書き残す。

18:00 ログアウト

翌日のスケジュールを確認し業務を終了する。

終わりに

今回ご紹介させて頂いた方は、デジタルサービス企画部門に異動され新規サービスにおけるシステム化構想や要件定義などを行いながら、自身の将来性を考えた際にSIerだとビジネスモデル的に限界があるという理由で転職活動を始められました。

論理的に考える能力が非常に高い方で、プロジェクトマネジメントのご経験もあり、どの案件でも高いパフォーマンスを発揮しており、ご自身の経験を活かしこの度のような新規サービス系のプロジェクトにも従事しております。

そのような方々に伴走出来るよう、私自身も高めていき、志を持った方々の支援をしていきたいと考えております。
今後もエージェントとして一人でも多くの方とお会いできることを楽しみにしております。

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